私の秘密と恋愛


駅に着いたのは9時55分。


一応カラコン入れて帽子も被ったから変装はOKだと思うけど…


変じゃないかな?


ギリギリまで鏡を見てたら前から勝輝くんの姿が!


鏡をバックにしまうと勝輝くんはこっちに向かって来た。


『ゴメン。遅れた。待った?』


遅れたって言ってもちゃんと時間ぴったりだし。


「さっき来たばっかだよ。」


『じゃあ行くか、どこ行くんだ?』


「えっと…。普通に街をブラブラしてみたい。」


私はあんまり街をゆっくりみたことがない。


だから言ってみた。


『じゃあ行くか。』


そう行って歩き出した。


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