私の秘密と恋愛


*勝輝*


俺の少し後ろを歩く美弥。


どうすんだよ。


ブラブラって言ってもドコ行くんだ?


足止めできんのか俺?


クラスのみんな。早く準備をしてくれよ…。


『あ!!』


後ろで声が…。


「どうしたんだ?」


『そこのお店行ってもいい?』


遠慮がちに聞いてくる美弥。


そこにある店はいかにも女子が好きそうな可愛らしいお店だった。


「いちいち許可取んなくていいから。他にも行きたいとこがあったら言えよ。」


『うん、ありがとう。』


そう言ってお店に入ってゆく俺達。


< 135 / 272 >

この作品をシェア

pagetop