私の秘密と恋愛


しばらくすると美弥がまた来た。


『色々見たけどやっぱいいや。ゴメンねいろいろ付き合わせて。』


それを言った後やっぱりさっきのネックレスを見てた。


『あ!もうそろそろお昼だね?どうする?』


いきなり言われてどうしようか迷った。


その時タイミング良く携帯がなった。


「ちょっとゴメン。」


電話の相手は莉菜。


〈もしもし。〉


《もしもし?もうすぐ終わるから来てくれない?勝輝は美弥ん家に美弥と一緒に来て。ドレスアップさせるから。勝輝もね?美弥のお母さんがいるはずだから大丈夫。》


〈分かった。でも俺、美弥ん家しらねぇぞ。〉


《学校の近くのデカイ家。》


〈あれって美弥ん家だったのかよ。〉


《早くね!じゃ。》


電話は切られた。


相変わらず莉菜は自己中だ。


< 138 / 272 >

この作品をシェア

pagetop