私の秘密と恋愛


「お前、何でも走のルール見た?」


あのルールは最悪だし。


『えっ…と。て…手を繋ぐやつ?』


何だ知ってんのか。


「そう。しかもさっき言ってた話によると制限時間があって1時間以内に戻ってこなきゃいけないだってさ。」


そんなに時間かかんのかって感じ。


『そんなに大変なの?その競技。』


「しらねぇ。」


『そっか…。』


「話それだけだからじゃ。」


早く帰ろう。


謙斗待ってるし。


そう思った時…


『まっ…待って!!』





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