私の秘密と恋愛


*勝輝*


俺は今、屋上に謙斗と須々木と脊山と筱宮と咲塔と居る。


まぁさかのぼること数分前、須々木が脊山と筱宮と咲塔を連れて


『昨日のことで話があるんだけど』


って言ってきたから行こうと思ったら余計な奴まで着いて来た。


ちなみに授業中だ。


『何でバカまでついて来てんのよ』


『俺馬鹿じゃねー。って何回言わせんだよ。』


何か謙斗と脊山が夫婦喧嘩してるみたい


『莉菜、もういいよ。この際だから橘くんにも言っちゃう。』


須々木が言っている。


『私はモデルの[Miya]なの。』


『えぇーっ。』


謙斗だけ叫んでるし。


『何で崎本勝輝は私がモデルって知ってたの?』


「前に裏庭で話してるの聞いたから。」


『なるほど。それで誰にも言ってないでしょうね。』


脊山怖っ


「言ってませんけど。」


『あっそ。そういうことだからバカも言わないでね。』


『莉菜、橘くん可哀想だよ。それに莉菜、莉菜もモデルってこと言ってないよ。』


『コイツもモデルなの?あり得ないこの口悪女。』


何か勝手に話進んでるし、筱宮と咲塔も軽く引いてるし。


おいおい。


〜10分後〜


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