私の秘密と恋愛


『美弥ちゃん可愛いね。』


えっと誰だっけこの子?


やばい


覚えてないよ


『私、真白愛衣<マシロアイ>だよ!忘れないでよ。まったく…。』


そうだ愛衣ちゃんだ!学級委員の。



私が休んだり遅れてきたり早退するといつも心配してくれてたまに話す子だ。


今度は忘れないようにしなきゃ。


「ゴメンね?ありがと♪」


『それよりもうすぐ競技出る番じゃない?あそこで崎本くん待ってるよ!』


「ほんとだ!行かなきゃ。ありがと教えてくれて。じゃ。」


『1位とってきてね〜。』


「頑張る!」


「勝輝くん待っててくれたの?」


『それより早く行かねぇと見つかる』


「見つかる?」


「「「勝輝様ー!!」」」


『逃げるぞ美弥。』


「うん。」


〜10分後〜


逃げて競技のスタートの位置に着いたら二人とも疲れていたとさ。


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