私の秘密と恋愛


*勝輝*


俺は死ぬのか?


このまま見つからず死ぬんだ…。


そう思ってたらどうやら寝てたらしい。


俺は起きて辺りを見回すとさっきと同じ。


森の中だ…。


何時なんだろうな?


もう終わりか…


『……ぃ。…おーい。誰か居ないのかー。』


何か聞こえる?!


『チッ、この土砂崩れ酷いな。先に進めない。』


やっぱり。


助けが来たんだ!!


俺は大声で


「ココに居ます!!助けてください!!」


そう言った。


『今、声聞こえたよな?』


『この向こう側に居るぞ!!』


『見つかったと連絡しろ!』


「「「はい!」」」


俺は助かる…。


でも美弥は……


美弥……


『ココです。声が聞こえたのはココです須々木さん。』


須々木…。


『美弥〜。崎本君居るのかー?』


美弥のお父さん??


< 90 / 272 >

この作品をシェア

pagetop