白い海
第一章 僕の出来る事
暑い日々が続いていた。

無理もない。今は七月十五日。

もうすぐ夏休みになろうというところだ。

孝一は今日もいつものようにトーストを焼き、喰らい、牛乳で押し込み、そして遅刻した。
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