*あたしの好きな人*
「はは!超真っ赤。」
「バカ〜‥‥」
龍はあたしの頭に手を置き、
くしゃっとして帰っていった。
あたしは部屋に入り、
ベッドにダイブ!
枕に抱きつき、
顔を枕に押さえ付け叫んだ。
「キャーーーーーッ!!!!」
あ〜ん、幸せ‥‥‥
ついに龍の彼女になったんだ。
やっと龍の彼女になれたんだ。
ペチンッ!
ギュッ!
痛い‥‥ほっぺが痛い。
夢じゃない!
あ、嫌なけと思っちゃったかも。
龍と付き合うことは幸せなことばかりじゃないよね。
うん、わかってる。
学校が始まればまた敵が多い。
すでに一学期から嫌がらせはされてたもん。
前途多難。。。。
でも絶対負けない。
龍を好きな気持ちは誰よりも
大きいはずだから。