*あたしの好きな人*
「龍‥‥‥」
う。。。。恥ずかしい。
何を言ったらいいかわからなくなって
もう一度龍に抱きついた。
「なんだよ。照れてんじゃねーよ。」
「照れてないもん。」
「その顔で?」
「どの顔?」
「超真っ赤。柚が林檎になった。」
「あはは!何それ〜!あははは!なんかツボにハマった!」
「あっそ。腹減った。なんか食いに行こうぜ?」
「うん!」
龍はバイクのキーを持って立ち上がった。
またメットをかぶせてくれた。
「あ‥‥お前さ〜、今日泊まってく?」
「え!?龍の家に?」
「ん。俺一人だし。」
「みんなは?」
「親は旅行〜。兄貴は〜‥‥知らねぇ。」
「そうなんだ。。。。じゃぁ泊まる!」
「じゃ、帰り柚んち寄ってくから準備してこい。」