*あたしの好きな人*

それから夜ご飯はてきとうに
ファミレスに入った。




「ふぅ、お腹いっぱい。」


あたしはお腹をさすった。

あ!そうだ!

「チョコレートパフェ!」


「は?まだ食うの?」

「うん!あたしチョコレートパフェ大好きなの。」



そしてチョコレートパフェを注文した。





「おまたせしました〜チョコレートパフェでございます。」

店員の声とともに、
あたしの目の前には大好きな
チョコレートパフェが。



「あ〜ん、超おいしそう!」


あたしは一口食べた。

「ん〜!おいし〜!」


幸せ。





「‥‥‥なぁ、一口ちょうだい。」


「ん?いいよ。龍甘いもの好き?」


「普通。お前見てるとうまそうに食べるから、食べたくなった。」


龍はあたしのスプーンをとって
チョコレートパフェを食べた。


「ん。うまっ!」


なんか可愛い。


龍は半分くらい食べてしまった。




二人でチョコレートパフェを食べきって
ファミレスを出た。





あたしね家に行き、
ダッシュで準備をした。


やっと荷物が整い、玄関に出た。



「あはは!」


ん?桜姉の声。


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