*あたしの好きな人*
あ〜緊張する。
4人で遊ぶなんて、
いったいどこに行って何するんだろう。
「柚、やったね!龍さんと遊べるよ!」
奈々は自分のことのように
嬉しそうに笑う。
「うーん。。。。緊張だよ。」
「もう〜柚らしくないって!どうしちゃったの?いつもの柚ならガッツクのにさ。」
「そう。それ。あたしらしくないなんて、あたしが一番そう思ってるよ。」
ほんとにあたしどうしちゃったんだろ。
桜井龍が好きって思ってから
なんかおかしい。
それからの授業はまともに話を聞けず、もともとバカなあたしは、さっそく授業に着いていけてなかった。