いけい☆ミラクル
「どうしたの、いけいちゃん。」

「…麻由…私…。」

そうだった。私は勉強は出来る出来る言われても、運動が出来るとは一度も言われなかった。

むしろ…。

「私…水に顔すらつけられないんだった…。」

「ええっ!?」

典型的な運動音痴。
麻由より重症な私に、麻由は目の色をかえて言った。

「…特訓しよ!いけいちゃん!」

「…はい…。」

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