いけい☆ミラクル
私がそれを教えてあげると、麻由は勇んで早弁し、昼休みになるなりプールへと向かったんだ。

昴は早弁の意味を理解した上で、解せないといった顔をしている。

「なんでそこまでプールに?」

「査定に決まってるでしょ!

…麻由、次ダメだったらE組に落ちるって怯えてた。

だから…必死になって練習してんの!」

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