いけい☆ミラクル
私は軽く体操してから着水し、麻由の元へと近付いた。

「麻由のペアの…昴。」

「…昴さん…教室に来たの…?」

麻由はさっと顔色をかえ、何か怯えてるように身震いさせた。

「うん。でもあっさり引き下がったから大丈夫!」

実際は結構食いついてきたんだけど…。
怯える麻由にそれを言うのは酷だと思って、黙っておいた。

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