いけい☆ミラクル
驚く私を無視して、慶人くんは向こうへ歩いて行ってしまう。

そうだ。驚いてる場合じゃなかった。

次は私の番。私はプールに入り、慎重にゴーグルを着けた。

「ではいきまーす。位置について…。」

ピーッと鳴り響く笛。私はただひたすらに泳ぎ始めた。

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