いけい☆ミラクル
朱光は、はっとしたように私の方へ向き直る。

「ああ…。彼は私のペアの…山崎悠太よ。
ね、悠太。お互いの夢のためにも、頑張ってよ。」

「いや、でもなぁ…。」

「早く行きなさいよ!」

ぴしゃりと言い切る朱光に何も言い返せないのか、悠太は立ち去ろうとする。

なんか…足元ふらついてるけど…大丈夫かな。

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