いけい☆ミラクル
私は慶人くんと一緒に部屋を出た。
慶人くんの部屋は私の隣らしく、私達は扉の前で改めて向き合った。

「あの、色々大変だけどさ、よろしくね!」

「…ああ。」

「共生制度…とかいうのも、私、足引っ張らないように頑張るから!」

そこで、慶人くんは顔をしかめた。
そして、ぽつりと呟く。

< 77 / 400 >

この作品をシェア

pagetop