真夏の白昼夢

ナツキは俺のためにまた食事の用意をしてくれていた。

料理は好きなのよ、とナツキは満足げに笑う。


「本当に君は俺の恋人なんだね?」


遠慮がちにそう尋ねると、ナツキはニッと目を細めて笑った。


「そうよ。何度も言ってるじゃない。あたしじゃ不満?」


不満です、なんて言える訳がない。

ナツキはおしとやかなタイプでこそないけれど、強気で大きな瞳は吸い込まれそうに綺麗だし。

全身はスラリと細く、だけど形の良さそうな胸や臀部はしっかりと主張している。

しかも肌は透き通るように美しく、奔放そうな性格も見ようによれば魅力的だ。
< 24 / 126 >

この作品をシェア

pagetop