真夏の白昼夢

仕事を終えての帰り道。

俺は早く家に帰りたくて、無意識に早足になっていた。

ネックレスを渡したらナツキはどんな反応を見せるだろうか。

驚くかな。
喜んでくれるかな。

彼女の力強い瞳と絹みたいな白い肌に、きっと映える。

喜ぶナツキを思い浮かべると、胸の奥がこそばゆい。


早く帰ろう。

途中コンビニに寄ってコーラも買おう。


コンビニで2本コーラを買い、俺は足早に家へと向かった。
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