先生、執事、不良、幼なじみ、俺様……えーと、後なんだっけ。
私が、苛立って叫んだ時。
ざっ、と不良達が左右に別れた。
これは、やばい。
どうやら、騒ぎすぎたようだ。
不良の道を通って、親玉がこちらに来た。
金髪に、ピアス。
顔は、不良っぽくない感じ。
まぁ、いざとなれば、いいとこ見せますぜ……ってキャラだ。
次の男は、こいつだな。
そいつが、口を開く。
「俺と付き合っ――」
「百年、早い」
即答で返した。
ついでに、ちょうどいい感じにできた不良ロードを通って学校に行こう。
ゴーイング、マイ、イェイー。