黒い詩(うた)
†††

眩しすぎるほどの ブルー



桜が 淡く 儚く 散って

これが最後と 背中を押すけれど



あんまりにも 想いが強すぎて

桜の帳さえ 越えていけない



風で 髪が 乱れてた

泣いて 目が 赤かった

唇がカラカラになってたからって、



どんなに言い訳を連ねても

心に嘘をつけるわけもなくて



眩しすぎるほどのブルーが目にしみる



情けない大人になった 最初の日




†††卒業と同時に大人だなんて、誰が決めたんだィ?
< 4 / 23 >

この作品をシェア

pagetop