わたしと幼なじみ達
ゴツッ!思わずグーで殴りました♪




「いってぇーーー!」

「圭がヘンな事ゆーから悪い。もう…あたし、先いく!」




と言って部屋を出ました!




顔が真っ赤だったんだ…。




なんとなく気づかれたくなかった。





部屋からでると、


「なんや、姫やん」


って、声がした。





あの4人の中で、関西弁なのは純だけ。




お父さんが、大阪出身なの。





「純も今から行くの?」

「せやで。一緒にいくわ。」

「他の子に見られないならね」

「まぁ、ええやん。守ったるで」





だから、それが…って、思ったけど、めんどくさいからやめた(笑)




で、あたしは今朝の事を純に言ってみた。





「ねぇ、最悪でしょ?」

「傑作やな。ククッ…圭、寝起き悪いから」

「笑い事じゃないんだからー」

「せやけど、俺よりましやで。」

「え、岸さんと合わないの?」

「合わないもなにも、愛実ごっつわがままやで。あれはあかん」





わがままなのか…。




じゃぁ、あたしも合わないな。




…あれ、でも純、愛実って…。





「でも、愛実とか呼ぶくらい仲良しじゃん♪」

「ちゃうわボケ。言えって言われたんじゃ!」





なるほど…。




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