指先からの恋物語
保健室





「あらら・・・
 これは酷いわね・・・」


「あはは・・・」






なんとか保健室に来れたあたし



修さんにはホントに感謝だよー






「少し休んできなさい
 修 運んでくれてありがとう」


「別にいいって
 じゃ紗代 千晴ちゃん任せた」


「うん」




そう言って修さんは保健室を出て行った





ん?なんで修さんと保健室の先生が

普通に喋ってんの?



もしかして 知り合い?





「湿布貼ろうね」


「はい・・・
 ねぇ 先生?」


「ん?なに?」


「修さんとはどんな関係なの?
 なんか親しそうだったけど」


「あぁ 中学と高校の同級生なの
 来月には あたしの旦那よ♪」






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