指先からの恋物語



「いらっしゃ・・・
 って優真かよ・・・」


「うっせ
 いつもどおり借りるぜ」


「あぁ
 おっ もしかしてこの子
 優真の彼女?」


「ちげーよ
 クラスメイトの葵」


「新村葵です」


「可愛いじゃん♪
 俺 優真の兄貴の修(シュウ)
 よろしくな!!」


「よろし・・「おら 行くぞ」





グイッ


あたしは腕を引っ張られて奥に連れてかれた








そした辿り着いたのは

小さな物置部屋・・・みたいな部屋だった





「そこらへん座ってて」


「はぁい」





って


座るとこないんすけど!





仕方なく 隅に置かれていた

小さな机に座る





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