指先からの恋物語




それから学校祭までの毎日は

授業もあまり無く

ほとんどの時間が学校祭の準備に

費やされたのであった





あたしはサボりたくてもサボれない



なぜなら・・・・





「葵 次はコレ運んで」


「はいはい」


「その次はコレな」


「はいはい・・・」





そう あたしはなぜか

多田の奴隷みたいなカンジで

働いている・・・・




意味わかんなーい!!







「葵 ちょっと更衣室来てー」


「今行く」




唯奈に呼ばれて

あたしは更衣室へと向かった











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