旦那様は高校教師
うわぁ~、格好良い車♪
真っ黒で車高が低い、スポーツカー。
車に乗って、初めて理解した先生の言葉。
『車は別々でも構いませんか?』
其れは2人しか乗れないからだった。
先生は助手席のドアを閉め車に乗り込むと、スッとサングラスを掛けエンジンを回す。
凄く似合ってて素敵すぎる。
私の目はもうハートマーク。
役所に着くまでの間、ずっと見惚れてしまった。
車を降りると、先生は私の横に並び左手を取る。
「何かドキドキするな…」
はい…私もドキドキしっぱなしです。
いつになったら、此のドキドキが静かになるでしょうか?