旦那様は高校教師
ずっと此のままでいたい…。
時間が過ぎるのさえ、嫌だと思える。
此の調子だと、学校が始まってから大変だぞぉ?
今までみたいに、1人の生徒として見れるか?
ヤバイ!自信ない…。
「心ちゃん?ずっと此のままで居るの?お昼休み終わっちゃうよ?」
「そうだな、じゃぁご飯食べて戻るか!」
俺達はキッチンへ行き、冷蔵庫に有るもので簡単に昼食を取った。
「心ちゃん、リビングで少し待ってて」
ほたるは食べ終わった食器を運び、洗い物を始める。
其の間、俺はソファーに座り時計を見ながら、考え事をしていた。
「お待たせ」
数分後、ほたるがリビングへ戻って来る。