旦那様は高校教師
「どうしよっか…」
私達は辺りを見渡すも、声を掛けれそうな人は見当たらない。
困ったなぁ…どうしよう。
此のまま此処にジッとしてたら、開店準備に間に合わない!!
祐奈と困り果てていると、突然茶室のドアが開いた。
あっ!心ちゃん♪
殆んどの人が着付け中で、室内は騒然となる。
「キャ~ッ先生のエッチ!!」
「あっ…悪い…」
心ちゃんは私と祐奈に手招きをすると、茶室のドアを閉めた。
何だろう?
私と祐奈は廊下で待つ心ちゃんの元へ向かう。
「着付けしてあげるから、荷物を持って付いて来て?」
あっ!そうか!!
心ちゃん着付け出来るんだ!!
初めから心ちゃんに頼めば良かったなぁ~。