旦那様は高校教師


「お前…西野に何かした訳じゃないよな!?」



其処まで保はバカじゃないと思ってる。



ただな…西野はほたるの大事な友達だ。



だから俺にとっても友達なんだよ。



西野が傷付くような事を、してなければ其れでいいんだ。



「俺、何もしてないですよ!!そんな男に見えますか!?」



ん……見える…。



でも、保が何もしなかった事は信じるよ。



「お前…何か悩んでるだろ?」



俺の言葉に、保は驚いた顔をする。



やっぱり何か悩んでいるんだな?



「原因は西野か?」



「ハッ?祐奈ちゃん!?違いますよ…」



保は苦笑いをする。



と言う事は、ほたるが原因か…。





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