旦那様は高校教師
「久し振りだな…此処に来るの…」
「そう…だね……」
ほたるは顔を赤くして、急に黙り込む。
!?何故ここで赤くなる!?
俺、赤くなる様な事まだ言ってないぞ!?
「どうした?」
「フフッ♪…何でもない♪」
ほたるは俺の肩に頭を乗せる。
誤魔化された…。
気になるけど、其処の追求は止めとくよ。
俺はほたるの頭を撫でながら、本題に入った。
「なぁ…俺達の事…そろそろ西野と加賀に話してみるか?」
ほたるの一番の悩みは此れ。
話をしても全てが解決する訳じゃない。
また何らかの問題や壁、疑問等にぶつかるだろう。
そしたら又、2人で解決の糸口を見付ければ良いだけの事。
今は第1の問題を解決しよう。