旦那様は高校教師


「俺からのキスを待っててくれて有り難う…」



唇を再び重ね、俺は舌を絡ませる。



ほたるも恥ずかしそうに真似る。



「…んっ……んん……」



少しずつほたるの息が甘く鳴り出し、俺はキスを中断した。



此れ以上ほたるの吐息が甘くなると、最後までやりかねないからな!!



「ほたる…学校ではなるべく我慢するよ…」



空を見上げて、ほたるに誓った。



「えっ!?…して…くれないの?」



ほたるの声が残念そうに聞こえた。



「じゃぁ、ドキドキして待ってて?」



ほたるの耳に息を吹き掛ける様に囁き、手を繋いでアパートへ帰った。



其れから一緒に風呂に入って、甘い夜を過ごした。





心矢目線 END
< 486 / 743 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop