旦那様は高校教師
「さぁ皆!ほたるの料理は旨いから沢山食べてくれ!!」
台に並べられた料理のラップを外し、皆に促す。
「此れ全部、ほたるが作ったの!?」
加賀の言葉に、ほたるは頬を赤らめる。
「ん…心ちゃんにも手伝って貰ったけど…」
「先生、ちゃんと旦那様してるんだね!?」
俺を見る加賀の目が、笑ってる。
「夫婦なんだから助け合うのは当然だろ?手伝い位するさ…」
「ヘェ~そうなんだ…」
サラリと皆に受け流される。
えっ!?もしかして、俺って亭主関白だと思われてるのか!?
其れは絶対ないから!!
「なぁ食べようよ…。俺、腹ペコペコ…。頂きます」
そう言った瞬間、栗山は勢い良く食べ始める。
「うぉうめぇ…」
栗山の言葉につられ、西野と加賀も食べ始めた。