旦那様は高校教師


「西野·加賀·栗山…。結婚の事、ずっと言えなくてごめんな…」



俺は今まで言えなかったほたるとの馴れ初め等、色々話をした。



結婚に関しては凄く驚きを見せたが、秘密を抱えたほたるの苦しみを分かってくれた。



「先生もほたるも、気にしなくて良いよ」



「先生…ほたる…話してくれて有り難う」



加賀と西野の言葉に、俺もほたるも救われた気がした。



「私達は絶対に誰にも言わない!!約束する!!」



3人共、熱い目でそう誓う。



お前ら…俺を泣かせる気か!?



言葉では表現し難い、熱く込み上げてくるモノを、俺は抑え込む。



どうやら俺達が心配していた最悪の状態は、免れたようだ。



ほたる…良い友達に出会ったな!!



此れからも大事にしような?





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