旦那様は高校教師
ん!?何か…熱くない!?
額に手を当て、再確認する。
やっぱり!!勘違いなんかじゃない!!
「ほたる?…ほたる!?」
「う……ん……」
何度か声を掛け、漸くほたるが反応を示す。
「大丈夫か!?熱があるみたいだけど、何処か具合悪いとこあるか?」
「頭…痛い…」
布団の中に蹲る様にして、ほたるは答える。
相当辛いんだな…。
具合が悪くても自分からは中々言わないから、シャワーの前から我慢してたのかも知れない。
早く気付いてやれば良かった…。
「今から病院に連れて行く!!もう少しだけ我慢してくれ!」
「は…い…」
ほたるは静かに頷く。