旦那様は高校教師
「ほたる、一緒に風呂入ろう?」
「はい…」
夕飯の後、心ちゃんと一緒にお風呂に入り、癒しの一時を過ごす。
「今日はお疲れ様でした」
お風呂を上がると、私は心ちゃんの肩揉みをしてあげた。
「有り難う。今度は俺がほたるの肩揉みするよ」
「私は良いよ…。だって何もしてないもん…」
私は心ちゃんに捕まる前に、奥の和室へ移動した。
プレゼントは鞄の横に置かれたまま。
心ちゃんは此のプレゼントの存在を絶対に知ってるよね?
でも中身までは分からないはずだから、大丈夫!
私は心の中の自分と会話をし、プレゼントを背中に隠して炬燵部屋へ向かった。
「心ちゃん、遅くなったけど…クリスマスプレゼント…」
私はTVを視ていた心ちゃんの隣に座り、其れを手渡した。
「おぉ、有り難う。実は俺も渡す物があるんだ」
スッと席を立ち、心ちゃんは通勤鞄から何かを取り出す。