旦那様は高校教師


「いやぁ~ん、くすぐった~い」



次郎はほたるを押し倒す様な格好で、頬や鼻を舐め続ける。



次郎!何やってんだ!?



嬉しいのは分かるけど、ほたるは俺の嫁さんだぞ!?



そんなに舐めるな…。



お前に嫉妬するだろう?



俺、次郎には嫉妬したくないんだ…。



動物だとか人間だとかそう言う問題じゃなく、ほたるにとって、次郎は大切な存在だから俺も大事にしたい。



でも羨ましいぞ!!



形振り構わずこんな所で…。



あ゙今だけで良い。



俺、次郎になりたい…。



ヤキモキを繰り返しながら、冬休み最終日前日まで俺なりに実家での生活を満喫した。





心矢目線 END
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