旦那様は高校教師
『実はあの子、公園で毎日男の人と会ってるんです。おにぎりなんか貰って…』
…んっ?公園でおにぎり?
其れって俺の事じゃないか!?
『其の人の所へ行くように言ったら、ほたるは家を出たんです!!』
伯母さんは怒り浸透と言った感じだ。
まさか俺が原因で、こんな事になっていたとは…。
南条に何と言って謝れば良いんだろう…。
「あの…すみません…其れ自分です…」
俺は姿の見えない伯母さんに、頭を下げた。
『えっ!?先生だったの?其れじゃぁ先生がほたるの面倒みてくれます?』
多少の驚きは見せたが、伯母さんの冷酷さは変わらない。
「其れは、ほたるさんが決める事だと思います。もし仮に、自分の家へ来たいと言うのなら、責任持ってお預かりします」
俺はキッパリ言い切った。
もし本当に南条が其れを望むなら、このまま連れて帰る!!
俺の心は決まった。