旦那様は高校教師


「うわー、やっぱダメ!詩織に言われても嬉しくねー」



栗山君は詩織と繋いだ手を離す。



「もう!せっかく言ってあげたのに!!」



詩織が頬を膨らませると、栗山君は再び手を取り見付め合う。



「詩織、心配してくれて有り難う」



Chu!



キャーッ、目の前でキ…キスシーン見ちゃった!!



此方が恥ずかしくなっちゃう…。



「ゴホンッ…。2人共、其処までにしとこうなぁ」



熱くなりかける2人を心ちゃんが止める。



「お前達、まだ時間は大丈夫か?」



「「はい!大丈夫です!!」」



4人共、元気良く答える。



「其れじゃ、近くのお好み焼き屋に行くか?」



「やったー!!行く行く♪」



皆は跳び跳ねるように、大喜びする。





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