旦那様は高校教師
「今日は心ちゃん飲み会だから、此処でご飯済ませちゃっても良い?」
私はメニュー表を見ながら、何を注文するか迷っていた。
「私も付き合ってあげる」
そう言うと祐奈はピザを注文する。
う゛っ……祐奈、決めるの早いよ!!
私は散々迷った結果、オムライスを食べる事にした。
お腹イッパイになり、私達は大満足で駅へ向かう。
「ほたる、寂しくなったら、何時でも電話して良いからね」
「うん♪有り難う」
駅のホームでそんな言葉を交わし、私達は其々の家に向かって帰宅した。
アパートへ辿り着くと、私はお掃除や片付けをしながら気を紛らわす。
心ちゃん、まだ帰って来ないの?
何時頃になる?
フッと手が止まると、ついそんな事を考えて寂しくなる。