時雨模様
ある教室前
「(何してるんだろ)」
「あらっ!!」
「(バレた?)」
「貴方…迷ったの?」
「ううん…探検ってか見て回ってたんだ」
「ふぅん…ルナの知り合いなんでしょ?
私はシオン・ホォンティーヌ♪
よろしくね
貴方…名前は?」
「僕は…イツキだよ」
「ふぅーん」
「それで…ここは?」
「今授業中なんだよね♪
でもまっ廊下に立たせられてんだけどさぁ」
「なんの授業なの?」
「理科のじかーん」
「理科って簡単だよね」
「う゛っ…あんた理系の人間か…」
「じゃあ君…理科出来ないの?」
「うっさいなぁ!!いーの文系が出来れば!!」
「シオン!!いい加減戻ってこい!!」
「げっ!!先生が呼んでるー
じゃあねイツキ!!
それと…私はシオンで良いから!!」
教室に入って行くシオン
「元気だなぁ…」