同居ゲーム
なんか男に包囲されちゃったな、あたし。



ぽりぽりを頬をかきながら新しい部屋に入った。



「おおっ!!」



結構広い。


内装も綺麗でオシャレだし。


なんか今まで住んでた家のほうが質素だ。



備え付けの家具をひとしきり触ってみた後、あたしはベッドに飛び乗った。



「うわぁ~。」



フカフカする。



あたしは気の済むまで散々ゴロゴロし、リビングに行ってみた。





「あ、飯田さん。」


「ども。」



カチャカチャとケータイをいじりながら、飯田さんは一応返事をしてくれた。



「飯田さんはもう参加することに決めたんですか?」


「まあね。
てゆーか参加強制だし。」








< 14 / 263 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop