同居ゲーム
確かにボーっとした感じだけど、あたしは特に嫌いじゃないな。



むしろ、仲良く出来そうな気がする。



「で、あたし美喜でいいから。
アンタも由宇希って呼ぶね。」


「はい。」



ニッと美喜さんは笑った。


案外怖くないかも。


あたしは美喜さんに対する印象を改めた。






夕方、あたし達は一旦家に帰った。


荷物をまとめたり、親に説明するためだ。



社長さんはなにも説明に来てくれないらしい。





夜、あたしは思い切って話を切り出した。



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