同居ゲーム
明日の楽しみが出来たあたしは、ひとりニヤつきながら、歩道を歩いた。



チリンチリン。



うーん、彩華、何を貰ったんだろう。



チリーンチリン。



うるさいなあ。



そう思って振り返ると、自転車に乗った真田さんがニコニコ顔で後ろにいた。



「うわっ!?」


「ええ〜、そんなに驚かなくても。」



いやいやいやいや、普通驚くから。



てゆうか、あんたがそんなに驚くのがあたしはビックリだよ。



「何でいるんですか?」


「堅いなぁ、敬語なんて。
俺らタメなんだから、敬語なしね。
由宇希は海斗とは普通に喋ってんのに、なんで俺とは…。」



「うわあああ、わかったから。」



頭抱えないでぇー。



こんな道端で…。









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