恋してキューピッド!
「怖くないの。」



「怖くないですよ。あたし神様とか信じてるし、それに………いや、なんでもないです。」



とりあえず恋クンのことは黙っといたほうがいっかな。



先輩は、



「ふぅん…」



とだけ言った。




なんだか重い空気。


さっきまでのルンルン気分がウソみたいだ。




「どーしたらいいかわかんないですけど…あたし、先輩のこと好きです!」




え!?
ちょ!
何言ってんの自分!

ハッと我にかえり自分自身にツッコミを入れる。




これまた勢いに任せて告白。


なんとなく今なら言える気がして言ってしまった。



死神ですかって聞いたかと思えば告白してみたり…なんてヤツだろうあたし…




どうしよう…


あたしなんか今日変だ。



「…好き?」


「はい…好きです…。」



ヒーッ!
今さらながら恥ずかしい!リピートしないで!


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