恋してキューピッド!
とにかく人の集まるところに行こう。
そしたらたくさん斬れる、たくさん命がもらえる。
そう思った僕は、中学校に通うことにした。
僕の見た目は人間界では10代半ばぐらいらしい。
なんとなく、特に理由はないけれど中学校に入ることにした。
手続きは色々めんどくさかったけど人間を騙すのはラクだった。
中学校では何かしら部活というものに入らなくちゃいけなかったので、斬る練習にもなるだろうと剣道部に入部した。
「初めまして。3年の蓮海遥です。よろしくお願いします。」
そつなく挨拶をした。
女子がコソコソ何か言ったりしていたがどーでもヨカッタ。
ウザイな
くらいに思っていた。
ただ、
ただひとりだけ、
イチバン後ろに座っていた女の子は、僕をずっと見ていた。
瞬きを忘れてるくらい凝視していた。
変なヤツ
そんな印象。
「おい、おい!香月!いつまで座ってんだ!練習始めるぞ!」
「ギャッ!痛い!」
顧問の先生がその女の頭に竹刀をふり降ろした。
ふぅん…香月って名前なのか。
そしたらたくさん斬れる、たくさん命がもらえる。
そう思った僕は、中学校に通うことにした。
僕の見た目は人間界では10代半ばぐらいらしい。
なんとなく、特に理由はないけれど中学校に入ることにした。
手続きは色々めんどくさかったけど人間を騙すのはラクだった。
中学校では何かしら部活というものに入らなくちゃいけなかったので、斬る練習にもなるだろうと剣道部に入部した。
「初めまして。3年の蓮海遥です。よろしくお願いします。」
そつなく挨拶をした。
女子がコソコソ何か言ったりしていたがどーでもヨカッタ。
ウザイな
くらいに思っていた。
ただ、
ただひとりだけ、
イチバン後ろに座っていた女の子は、僕をずっと見ていた。
瞬きを忘れてるくらい凝視していた。
変なヤツ
そんな印象。
「おい、おい!香月!いつまで座ってんだ!練習始めるぞ!」
「ギャッ!痛い!」
顧問の先生がその女の頭に竹刀をふり降ろした。
ふぅん…香月って名前なのか。