恋してキューピッド!
「おいしーっ☆」




そうそうコレコレっ!うんまー!
うますぎて自然にニヤけてしまう。




「ちょっとは元気でたか?」


「え?」


「お前、最近笑ってなかったから。」


「そ、そう?笑ってたけど。へへー☆」


「ムリヤリ笑うな。気持ち悪い。」


「う…。」


「俺とお前、結構長い付き合いじゃん。」


「…そうだね。」


「だからお前のちょっとした変化もすぐ分かる。特にお前の場合分かりやすいからな。」


「は、はぁ…」



専門家みたいに話すジョー。



「こ~なんつーかさ、幼馴染みにしか言えないこととかあんだろ。だから、その~……ひとりで悩むな!」


「ジョー…」



ジョーの不器用だけどあったかい言葉にボロボロと涙が出た。



「え、おおぉ!ちょ待て、ちょ待て!泣くのはいいけど、ここじゃ…ちょ…!」


「うう~…」


「俺が泣かせたみたいになってるから!」




ジョーはオドオドしながらあたしの腕を取ると店を出た。


お店の近くの小さな公園のベンチに座る。


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