恋してキューピッド!
今まで先輩と話すと緊張してうまく話せなかったけど、今日で最後だと思うと妙に余裕が出るなぁ…
「あの、先輩…」
「うん。」
「今までありがとうございました。先輩のおかげで毎日幸せでした。」
それだけは紛れもない、変わらない事実。
「先輩先輩!握手!最後に握手してもらってもいいですか!?なんかミーハーみたいで何ですけど…」
あたしは目を輝かせて手を差し出した。きっと今までのあたしならこんなこと出来なかっただろうなぁ…
先輩はしばらくジッとあたしの手を見つめたあとにギュッと握ってくれた。
先輩の手は大きいけどキャシャで、驚くほど冷たい。
「先輩…冷え症ですね!」
「ちがうよ。」
次の瞬間、握手していた手をギュッと引っ張られた。
「あのっ…せせせ先輩っ!?」
あたしの体は先輩の体に包まれていた。
背中に手が…まわってて…ギュッて…
あわわわわわっ!
「あの、先輩…」
「うん。」
「今までありがとうございました。先輩のおかげで毎日幸せでした。」
それだけは紛れもない、変わらない事実。
「先輩先輩!握手!最後に握手してもらってもいいですか!?なんかミーハーみたいで何ですけど…」
あたしは目を輝かせて手を差し出した。きっと今までのあたしならこんなこと出来なかっただろうなぁ…
先輩はしばらくジッとあたしの手を見つめたあとにギュッと握ってくれた。
先輩の手は大きいけどキャシャで、驚くほど冷たい。
「先輩…冷え症ですね!」
「ちがうよ。」
次の瞬間、握手していた手をギュッと引っ張られた。
「あのっ…せせせ先輩っ!?」
あたしの体は先輩の体に包まれていた。
背中に手が…まわってて…ギュッて…
あわわわわわっ!