恋してキューピッド!
髪の毛はミルクティー色でフワッフワのパーマ。

白くてあたしとは比べ物にならないくらい小さな顔、大きくて吸い込まれそうな瞳に長いまつげ。





「遥先輩以来のイケメンだね。」



シオちゃんが後ろからコソッと耳打ちした。



「確かに…イケメンだね…まぁ遥先輩にはかなわないけど!」


「はいはい。」



男の子はチョークを手に取るとサラサラと自分の名前を黒板に書き始めた。




神崎……恋…?





あれ………



「う~ん……」


「どうした?」


「あの人…どっかで見たことがあるよーなー……」



「じゃ、自己紹介して。」


「はい☆神崎 恋です♪恋って書いてレンって読みます。仲良くしてくださいっ☆」


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