恋してキューピッド!
恋と書いてレンと読む?
とっくにチャイム鳴ってたんだった!
あたしは教室のうしろのドアをガラッと勢いよく開けた。
教卓の前ではすでにこのクラスの担任が出席を取っている最中…みんなの視線が一斉に集まった。
いーやー!
なにこの空気ー!
クラス替えしたことにより知り合いが少ないがため、みんな「で、誰?」みたいな表情になっていた。
「え~っと…お前の名前は……」
20代後半であろう男の先生が出席簿とあいた席、あたしを見ながら頭をポリポリとかいた。
「はいっ!香月美羽ですっ!」
あたしはビッシィーと右手を天高く挙げた。
「あ~香月ね。はい、遅刻……っと。」
「え!?ちょっと待ってくださいよー!」
若手芸人かのごとく大声で呼びとめる。
「待てと言われても、なぁ?だって間に合ってねぇし。」
「遅れたのには理由がありまして…」
「なに?」
「実は、きょ………」
教室間違えました
なんてダサ過ぎて言えないっ!
「きょ~……教頭先生と話してて遅れましたー!」
めっちゃムリあるウソ~!
あたしは教室のうしろのドアをガラッと勢いよく開けた。
教卓の前ではすでにこのクラスの担任が出席を取っている最中…みんなの視線が一斉に集まった。
いーやー!
なにこの空気ー!
クラス替えしたことにより知り合いが少ないがため、みんな「で、誰?」みたいな表情になっていた。
「え~っと…お前の名前は……」
20代後半であろう男の先生が出席簿とあいた席、あたしを見ながら頭をポリポリとかいた。
「はいっ!香月美羽ですっ!」
あたしはビッシィーと右手を天高く挙げた。
「あ~香月ね。はい、遅刻……っと。」
「え!?ちょっと待ってくださいよー!」
若手芸人かのごとく大声で呼びとめる。
「待てと言われても、なぁ?だって間に合ってねぇし。」
「遅れたのには理由がありまして…」
「なに?」
「実は、きょ………」
教室間違えました
なんてダサ過ぎて言えないっ!
「きょ~……教頭先生と話してて遅れましたー!」
めっちゃムリあるウソ~!